2019年 梅仕事(2)
去年の梅仕事からもうすぐ10か月ほどになる。
結論からいうと今年も10kgの完熟南高梅を注文するに至ったが、去年を参考として今年は何を作って何を作らないと決めたかを、12.5kgの梅が結局どのようになったかの記録も含めて記載しておきたいとおもう。
作ったもの一覧
- 青梅 醤油漬け1kg
- 青梅 プラムと合わせてシロップ500g
- 青梅 冷凍→冬ごろにシロップ500g
- 完熟梅 梅干し10%5kg
- 完熟梅 梅干し20%1.8kg
- 完熟梅 甘梅干し2kg
- 完熟梅 梅ジャム1kg
- 完熟梅 醤油漬け500g
- 紅ショウガ(梅干しの副産物)
- ゆかり(梅干しの副産物)
- 梅酢(梅干しの副産物)
- まとめ
青梅 醤油漬け1kg
2か月ほどで醤油は梅醤油として利用。
梅の風味が残っており美味だが、完熟梅で梅醤油を作ったときのほうが香りがふくよかで好みだった。
梅のほうはカリカリ梅として食べられるとのことだったが、正直自分から進んで食べる味ではないなと思った。
だが、魚を煮る時や豚汁にいくつか入れて煮えたら取り除くような利用をするといい塩梅の風味になるため、そういう方向で利用できた。
2020年は作らないが、完熟梅の醤油漬けは作ると思う。
青梅 プラムと合わせてシロップ500g
プラムが酸っぱい味を出してしまって、半分くらい調味料などに使った気がする。
炭酸で割るとおいしかったが、一昨年にサクランボを入れてみたときが一番おいしかった。
2020年はサクランボを調達して入れてみようと思う。
青梅 冷凍→冬ごろにシロップ500g
冬に思い出したように梅シロップ飲みたくなって、冷凍していてよかった。
本当は計画的に夏のあいだに仕込んでしまいたいが、今年も持て余してしまった場合は冷凍しようと思う。
完熟梅 梅干し10%5kg
良い南高梅を取り寄せたからか、皮も薄くいい具合の梅干しができたと思う。親戚などに分けたところ好評。私には少ししょっぱいかなと思う程度だが、塩分を取りたいなと思ったときに食べるとちょうどいい塩梅。
今年も作ると思う。
完熟梅 梅干し20%1.8kg
常温保存できるとのことで常温保存している。まだ食べていない。なくなっていないので、今年は作らない気持ちでいるが、長期保存の観点からいくともう少し作ってもいいのかなとは思う。その時の気分で決めようとは思う。
完熟梅 甘梅干し2kg
土用干しした梅を甘酢につけるというレシピなのだが、最初はほぼ梅酢、だんだん氷砂糖を足していって少しずつ甘さをいきわたらせていく、というレシピ。梅干は直接砂糖に触れると外側が硬くなるためとのこと。
で、実際作ってみて確かに砂糖を入れていない梅干しよりは固めになっているのだが、これもまた梅がよかったからか全然食べられる味に仕上がった。なんなら甘みと塩分でうまい。
とはいえ、折角の梅の柔らかさを堪能したい気持ちもあり、今年も少しだけこれを作ろうかなと思う。
完熟梅 梅ジャム1kg
梅ジャム本当においしくて、ヨーグルトや牛乳に合わせると最高だった。逆にパンとかスコーンの小麦系には合わない。
今年も作りたい。ただ、1kgの梅で作るととても多いので、300gとかその辺で済まそうと思う。
完熟梅 醤油漬け500g
毎年やっている梅仕事の中で実は二番目に好きなものだと思う。出来上がる醤油が本当においしい。平らな容器に同量の梅と醤油入れて漬けおくだけなのだが、香りがとってもいい。白身魚とか食べる時に、醤油の代わりに使ったりする。
また、上記の青梅の醤油漬けの欄では漬けた青梅を煮ものに使ったりすると書いたが、この完熟梅の醤油漬けは漬かった梅の実の種を取り除き、ペースト状にすることで非常においしい調味料ができる。豆腐にこのペーストと鰹節だけを乗せていただいたり、ほぐしたささみにペーストを混ぜたりする。梅干しペーストの醤油味版が近い。
今年は1kg作っても良いかもしれないと思っているが、要冷蔵な気がするため容器の問題などあり検討中。2019年はジップロックを何重かにして仕込んだが、内側はやはりすこし漏れたりしてしまっていた。(外側がなんとか保ってくれたので冷蔵庫は無事だったが)。
紅ショウガ(梅干しの副産物)
毎年やっている梅仕事の本当の目的はこれだ!と言えるくらいおいしい。梅酢も大体これで消費するのだが10kgも梅干をつけるとさすがに梅酢が大量に取れるが…
市販の紅ショウガが嫌いだったのだが、自分で作った紅ショウガを食べてその美味しさに気づいてから、市販の紅ショウガが大好きになった。たまに梅仕事について記載している記事を読むと、梅干しの梅酢で作った紅ショウガを目当てにしている人を散見するし、それが納得できるくらいには自家製紅ショウガはおいしい。
いうまでもなく今年も作ります。
ゆかり(梅干しの副産物)
梅干の赤色は赤紫蘇の色素なのだけれど、梅干しをつけ終わったときの赤紫蘇を干して粉砕したものをゆかりと呼んでいる。このゆかり、市販のものより塩分は少なく、香りがふんわりと香る傾向があるので、小さく丸めたおにぎりにたくさんつけて食べるとおいしかったり、パスタにこれでもかというくらい入れてもしょっぱくなりすぎず、ゆかりの香りがふんわりかおっておいしい。
梅干を作ると生じてしまうのでつくります。
ちなみに粉砕は、乾燥→100度でローストして水分を飛ばしたあと、山本電機のミキサーで粉砕しています。
梅酢(梅干しの副産物)
今年は2リットルあまりました。梅干しを作ると生じてしまうので今年も発生することになると思われます。
今年はできる限り紅ショウガに振っていきたいなと思うのと、2019年の梅酢の余りをドレッシングにしてサラダにかけていただいていて、それが結構おいしくて好きです。
カルディのちょっと良いオリーブオイルと、醤油と、梅酢を6:1:5くらいで適当な瓶に入れて出来上がりで、使う前に振る、といった感じ。オリーブオイルのうまさと梅酢のさわやかさが野菜に効く。
あとはポリ袋に適当に切ったきゅうりを入れて、梅酢をその中に入れて、封をして数分放置すると良い感じのピクルスみたいになっておいしかったです。
梅酢の使い方はいろいろありそうだな~と思っているので研究していきたい昨今。
まとめ
来月梅仕事なので結局何をどのくらい作るか?を頭の中でシミュレーションしながら、元気に生活していこうとおもいます。