山梨県青春18きっぷの旅

山梨県青春18きっぷで旅をしてきた。

地元→東京乗り換え→国分寺乗り換え→塩山(ピオーネ狩り)→石和温泉(ランチと足湯)→甲府ワインセラー見学)→高尾乗り換え→東京乗り換え→地元

 

ピオーネ狩りは雨にとてもふられてしまったが、雨用のビニールハウスのある部分が一部あるようで、そこで教えてもらった。

桃屋うちだ園という農家さんで、ピオーネ以外にさくらんぼも育てているようだ。

ぶどうを育てるときの話をたくさん聞かせてくれたり、いいブドウの選び方を教えてくれたり、とても面白い、いい体験だった。都内とは時の流れが違うし、非常に魅力的で、なによりたくさんブドウが成っている風景が素敵だ。リフレッシュになる。雨の中でも行ってよかった。

ブドウも直径2〜3センチくらいあって、口に入れた瞬間にジュワっと甘みと香りが広がるもので、とっても美味しい。長らくぶどうを栽培してこられた知見や技術があるのだろう。しかも現地で買うと安くて嬉しい。

雨がすごすぎてカメラを使えていなかったので、写真が取れなかったのが心残り。またさくらんぼの季節に、さくらんぼと笑顔の写真を撮りに行きたい。

 

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本当に天気が悪かったのだが、ピオーネ狩りの後少しうちだ園の方と談笑をしていると雨が収まってきたので駅へ向かう。駅へは徒歩15分くらい。
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塩山駅にこんなものがあって、ネット普及前の遺産を感じる。

 

電車に乗って、石和温泉駅へ。2駅ほどですぐにつく。温泉が有名な場所だ。今回は行かなかったが、川沿いにぶどう畑や旅館が並び、散歩に気持ちいい。

駅の目の前にイオンがあるのだが、その麓にお土産屋さんがあり、知る人は知る「月の雫」が売っている。それを購入。月の雫はぶどうの外側に砂糖菓子をつけたもので、同じ名前でたくさんのメーカーが「月の雫」を生産している。期間限定のお菓子で、今年の分は8/27から発売だったそう。お土産屋さんごとに売っているメーカーは違う。

お店の人にごはん屋さんをきいて、向かいにある「にしき」というレストランへ。

山梨県といえば鳥もつ煮というイメージがあるので、鳥もつ煮定食を注文。お店は2人ほどで回しているようで、多少待ち時間はかかってしまうが、鳥もつ煮定食は絶品。時間に余裕を持って来るといい。単品も頼める。
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お腹をみたした後に足湯へ。駅前にあり無料のもので、常に誰かしら浸かっているようだ。お湯は熱めだが、足だけなので丁度いい。
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10分も浸かっていると体中ぽかぽかになってくる。旅で疲れた足が癒やされる。山梨県必須タダスポットと言える。

 

電車の時間ギリギリまで足湯に浸かってから、甲府駅へ向かう。事前に予約していたワイナリー「サドヤ」のワインセラー見学。
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建物に雰囲気があり、家族旅行のみでなく、カップルの旅行にもピッタリだと思う。ワインセラー案内は予約しておくといい。

山梨県では、日本の約1/3のワインセラーが集っており、ワインを日本の土地で作るという事になかなかのこだわりや知見、地域のつながりが関連しているようだった。
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詳しくはぜひ行ってみてもらいたいが、昔に使われていた設備資産がきちんと残っており、500円で見学と試飲ができるのは安いくらいだ。といいつつ、人を集めるのには上手な価格設定だと思った。

設備が異様に美しくて見とれてしまう。
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見学会では試飲もついており、ワインの評価手法の一部を教えてくれる。子供にはワインを作る過程のぶどうジュースを出してくれる。

何より案内員の男性のお話がすばらしく、人を引き込む才能がある。

 

案内を終えたあとでも、試飲コーナーの棟があり、一杯単位でお金を払って試飲ができる。
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高級なワインを買えるほどの予算はなかったが、試飲する余裕はあったので、試飲できる中で一番高級な白ワイン(それでも800円)と、ロゼスパークリングを頼む。白ワインは癖がなく香り豊かで、納得の品。ロゼも負けておらず、軽い渋さと炭酸の踊る感覚が心地良い。

立て続けの試飲で酔っ払いつつ、ワインを二本買った。

(サドヤ、あとから知ったのだが、記念品でいただいていた高級ワインを作っていたところだったのでビックリした)

 

■今回の旅のまとめ

桃屋うちだ園、石和温泉足湯、にしき、サドヤワインセラー、すべて人もモノもいい場所だらけだった。

小雨は涼しいので体力を奪われなくてよい。

信玄公の銅像を見そびれたことに今気づく。

交通費は本来なら5300円(JR各停普通列車、快速のみ利用時)または特急を用いると一万円ほどするが、今回は青春18きっぷの利用で2300円ほどで済んだ。ただ、総6時間かかる。

次行くときはさくらんぼ狩りをしつつ、石和温泉で泊まりたい。