2017年購入した文具

年の瀬なので今年購入した文具についてのボヤキを記録し、来年の散財に向けた整理と自戒にしようと思う。

 

 

今年文具に使ったお金

定価からの概算をすると今年万年筆などに利用した額は下記の通りになる。

筆記具の部

  • キモリ ボールペン 1728円
  • PILOT CAPLESS FERMO 21600円

インクの部

  • PILOT ブルーブラックインクカートリッジ 432円×4(使い切った)
  • SAILOR 名のインク青墨 50mlボトル 2160円

  • MOLESKINE ウィークリーダイアリー 3672円
  • PILOT インクコンバータ con-40 432円×2

総額

31752円

この他にもジェットストリームの替え芯や会社用の手帳などおそらく5000円くらいは利用していると思われる。総計で40000円弱と考えると過去最高かもしれない。

今年購入した文具たち

 一部手元にないものもあるが、今回メモしておこうと思う文房具たち。主に万年筆とインクである。

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PILOT CAPLESS FERMO

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こちらについては一つ前の記事に記載したので割愛。

 

インクは今のところついてきた純正カートリッジのブルーブラック。この後は純正のブラックをコンバータで利用する予定。

SAILORの青墨を利用したいと思っていたが、CAPLESSの水洗いについてなどほかの方の投稿を読むにつれて、青墨は適していないのではないかと思うようになったため、冷静にまずは純正ブラックを利用することにした。

以前から持っているグランセに青墨をいれてから、ペン先やキャップ内にインクが飛ぶようになってきていたが、CAPLESSでこれが発生したらメンテ大変そうだなと思い。

 カキモリ ローラーボール

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キモリローラーボール

 

カキモリのローラーボール販売開始しました。 │ たのしく、書く人。カキモリ

 

万年筆用のインクをコンバータに入れることで、ボールペンのような使用感で万年筆インクを使って文字を書くことができる品。

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中には、色彩雫の月夜をいれて文字を書いていた。サラサラしたインクでないとあまり出がよくないことと、筆記の際筆軸を横に倒すようにしないといけないことで、あまり出番はなかったが、旅行など外出先でさっと一筆残したいときに多々利用した。

SAILOR 青墨 50ml

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落ち着いた色のブルーブラック。当初はPILOTのブルーブラックで満足していたが、こちらの渋く落ち着いた色合いに良さを感じ始め、今ではメインに青墨を利用している。

若干さらさらしているのか、PILOTグランセに純正カートリッジインキ(ブルーブラック)を入れていたときよりペン先やキャップ内にハネがある。定期的に清掃したり、持ち運びに注意しなければならなくなったが、そこまで振ったりするものでもないので気になるほどではない。

ちなみにもう一点いうと、耐水性に優れており乾ききれば多少の濡れなども耐えてくれるインクであり、日ごろのメモなどに適したインクだと思う。

PILOT インク ブラック

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基本に立ち返るような気持ちで購入してみた。昔これとGペン等でペン画を描く趣味があったので、およそ14年ぶりにこのインクを購入した。

購入したのが数日前で、CAPLESSに入れようと思っているのでまだ開封していない。

色彩雫 月夜 15ml

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そろそろ察していただけるだろうと思うが、濃い青や緑・紺色やブルーブラックが好きで、それ以外のインクが買えない人間である。

そんな私でも今はやりの色彩雫を一つくらい持ってみたいなと思っていたところ、先述のカキモリのお店で一本ずつ購入できるようだったので吟味して購入。

色は正直、先ほどの青墨と見分けがつかない人もいるのではないかというくらいに似た色合い。ただ、耐水性は異なるので、書いて乾かしたあとに濡らしてみれば分かる。(色彩雫で書いた文字は濡らすと文字が分らなくなるくらいに消えます)

エルバンアニバーサリー1670 エメラルドチボー

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エルバンのアニバーサリーインク。暗い青緑色に、ゴールドのラメがふんだんに入れられており、筆記した際に線にラメが混じることでキラキラ輝く品。

ラメがあるため、太字・フロー多めの万年筆で利用する必要があり、細字すきの人には向かない可能性もある。ラメが沈むので、筆記直前にはゆっくり万年筆の上下を反転させて、ラメを攪拌させてから利用していた。

インクの濃淡とは違ったタイミングでラメの濃淡が出てくるなど、非常に味わい深い線を描くことができる一品。カリグラフィにも適していると思われる。

おまけ MOLESKINE ウィークリー ソフトカバー

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かれこれMOLESKINEの手帳を使い始めて4年目になるため記念に。最初はハードカバー無地に自分で日付欄などの枠を記入していたが、今はソフトカバーに変更し、ウィークリーの印刷があるものを利用している。

ハードカバーからソフトカバーに変更した理由は、ソフトカバーのほうが薄くて軽いことと、いろいろなものを貼り付けてかさばってしまっても、カバーが曲がるのできちんと手帳が閉じれるため。

無地からウィークリーに変更した理由は、用途が変わってきたことで、求めるデザインがウィークリーのもので充分になったことが挙げられる。

また、MOLESKINEの手帳デザインは圧倒的に上品な没個性といえそうなものであり、どのような利用にも馴染むことが継続して利用している最たる理由だと思う。

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↑ 今年旅行に行った際のスタンプなどを張ったり、日記を書いたり、そのころの to do を記入するなど幅広い利用をしている。

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↑ 特に意味はないが表紙の端にさりげなく押されたロゴ

来年購入したいもの

おわりに

以下の3つが考察。

  • インクは耐水性があるものが安心感があるかもしれない
  • 万年筆だけでなくつけペンも利用することでたくさんのインクを利用できるようになるかもしれない。そうしたら来年はインク沼にはまることができるかもしれない
  • 今年はノートは全く買わなかったが、来年はすこし開拓してみたい

好きなものを楽しむというところで、いい散財ができたと思う。来年も好奇心をもって自制しつつ楽しんでいきたい。